昨年2020年に一念発起して戸建てを建てて引っ越しした。
まさか自分が家を建てるなんて、などなど建てる前までは思っていたものの、住んで1年経って自分も馴染んできたので振り返ってみようと思う。
地上2階地下1階の3層構造なので、階層ごとに振り返って行く。
今回は地下。地下には書斎と音楽室の2部屋がある。
書斎
リビングの次に広い書斎部屋。地下と言いつつも半地下で、外の光も十分に入る窓がしっかりとあるいいお部屋。
コロナで勤務の8〜9割は在宅のテレワークなので、かなりの時間をこの部屋で過ごす。
思ってたよりよかったところ
防音性
窓以外の面じゃ地中なので外との音もシャットアウトされてとても快適。仕事でのリモート会議も音のことを気にしなくてとてもありがたい。
ネットワーク
光コンセントや家中のLANの大元をこの部屋に集約。各部屋にCat6Aで引いてて、しばらくは快適になるはず。
壁一面の本棚
オタクなのでコミックスや雑誌など、本が多い。これをがっつり収納してくれる壁一面の本棚と、クローゼットの収納力がすごい。本を気兼ねなく買える安心がいい。
半地下の採光
地下室といえば暗いイメージがあるが、窓のおかげで非常に明るい。一日中仕事をしてると時間のことを忘れがちだが、外の明るさで時間が自然と把握できて健康的にも良い。窓の先も開けているので人目も気にしなくていいのも良い。
広さ
広い。大学時代に住んでた家よりこの部屋の方が広い。仕事と筋トレと休憩と趣味と飲酒と、いろんなことがこの部屋で完結できる。なんなら冷蔵庫と電子レンジもある。会社には行きたくない。
掃除の楽さ
広いことと収納力が高いことにより、床がとても開けている。そのため、ルンバの掃除が簡単にできて、片付いた状態をキープできるのがとても心地よい。
意外と困るところ
電波の悪さ
壁が鉄筋コンクリート&天井がスラブってことで、電波がとおらない。窓ぎわは携帯の電波入るが、部屋の真ん中まで行くと入らなくなる。とはいえ電話来ないから、困ってないとも言える。あと、Wi-Fiの電波も部屋から出ていけないので、各部屋にアクセスポイント置いて4台構成でのWi-Fiメッシュを組んでいる。
という感じで、非常に満足いく書斎になっている。最高。
音楽室
書斎とうってかわって、この部屋は完全に地下の部屋。一方の窓がドライエリアになっている以外は土の中。
ドアは防音ドアのため、閉じるとものすごく静かな空間になる。アップライトピアノとエレキギターとエレキベースがある。
思ってたよりよかったところ
防音性
めちゃくちゃ静か。深夜爆音でゲームしてもテレビ見ても楽器弾いても、上の階の家族は安眠できている。同じ建物なのにこんなにも防音ってできるんだね、素晴らしい。
遮光
ドライエリアに唯一サッシがあるが、シャッター+遮光カーテンの構成なので、完全に真っ暗の空間を作れる。意外とこれが使い勝手が良くて、時間を気にせず遊んだり、楽器の練習できたりする。照明のコントロールもできるので、空間を好きにいじれるのも良い。音も好き放題鳴らせるし最高。
階段ホールのセンサー照明
部屋にいると外からのコンタクトが出来ず、突然ドアが開いてビックリすることが想定された。そこで、階段ホールの照明をセンサースイッチにして、防音ドアを窓付きにして、誰か近くに来たら光でわかるようにしてみた。するとこれがすごく良くて、集中してる時に突然邪魔されない安心感も得られ、話しかける時の遠慮もしなくて済むようになった。これはとても大事だったと住んでみて感じた。
意外と困るところ
電波の無さ
この部屋は完全に携帯の電波が入らない。Wi-Fiは普通にあるが、電話が繋がらないとなると、ふと心配になることがあったりした。今は電話来ないってわかってるので気にしてない。
トイレ行く時に階移動が必要
長時間作業してると行きたくなるのがトイレ。その時に1階まであがる必要があるが、地味に手間に感じる。ただ、それくらいは歩かないと不健康まっしぐらなので、必要な移動なのかもしれない。
以上のような感じで、防音室の特殊さを持ちつつ、生活の中にうまく取り込んだ使い方ができていて、大変いい部屋ができたと感じている。
まとめ
一年住んでみて、1人時間のほとんどを過ごすのがこの地下2部屋、というくらい、満足している空間になった。
湿気や寒さがよくあるネガティブ要素と聞くが、カビもなく断熱もしっかり施行されているので、地上階と差があるようには感じない、素晴らしい。
特にテレワークが非常に快適に実施できている点も思っていたよりも良かったところ。会社に行くと逆に仕事しづらい。
費用的に地下室は負担が上がるものの、実にいいお金の使い方ができたなと感じている。地下室の要求を自由に設定させてくれた家族にも感謝。将来的には家族と一緒にテレワークしたいところ。